この記事で解決したいこと人数別のおすすめ容量や商品ページの使用時間を見ても、自宅の家電を何時間使えるか判断できず、容量不足や買いすぎを避けたい
結論: 使う機器ごとに消費電力W×使用時間hを計算して1日分を合計し、再充電しない日数を掛け、候補製品・出力ポートの条件に合う供給割合で割り戻します。0.8は説明用の一例で、全製品共通の保証値ではありません。
ポータブル電源の容量は、家族の人数や「防災向け○Wh」という一言では決まりません。停電時に使う機器ごとに、消費電力(W)と1日の使用時間(h)を掛け、その合計から逆算します。
入口の式は 消費電力W × 使用時間h = 必要電力量Wh です。次に再充電できない日数を掛け、候補製品のAC・USB・DC出力に合う変換条件で割り戻します。
本記事では計算例に0.8を使いますが、これは説明用の仮定です。表示容量の80%が、どの製品・ポート・家電でも必ず使えるという意味ではありません。メーカーごとに計算条件が違うため、最後は候補機種の取扱説明書、使用時間シミュレーター、同条件の実測で確認します。
結論:容量は人数ではなく家電のWhから逆算する
3つの数字を順番に決める
必要容量は、次の順で計算します。
- 機器ごとの1日分:
消費電力W × 使用時間h - 充電なしで持たせる分:
1日分Wh × 日数 - 候補の表示容量:
必要Wh ÷ 計画上の供給割合
たとえば、1日に使う家電の合計が406Whで、再充電せず1日持たせ、説明用の供給割合を0.8と置くなら、406÷0.8=507.5Whです。端数を上げて508Whが計算上の入口になります。
ただし、表示容量512Whの製品が508Whをわずかに上回るからといって、すぐ「足りる」とは判定しません。家電の表示Wと実際の運転、低負荷時の本体消費、温度、電池状態、出力ポートの違いを確認する必要があります。
人数は機器の台数と時間へ反映する
一人暮らしでも、ルーター、小型ファン、ノートPCを長く使えば必要Whは増えます。反対に家族4人でも、照明と情報機器を共有し、スマホを別のモバイルバッテリーに分ければ、ポータブル電源に集めるWhを減らせます。
人数は「1人なら300Wh」のような固定表に入れるのではなく、次に反映します。
- 充電する端末の台数と回数
- 明かりを使う部屋数と時間
- 暑さ・寒さ対策が必要な人と機器
- 情報・仕事・介護に必要な機器
- 同時に使うか、順番に使えるか
まず停電への備えで、明かり、連絡、体温管理、食事のどこに電気を残すか決めてください。水、食料、トイレ、避難判断の不足を、大容量電源で埋めることはできません。
W・Wh・hを分けると計算ミスが減る
Wは動かす強さ、Whは使う量
経済産業省のエネルギー教育資料では、電力量を電力と時間の積として説明しています。ポータブル電源選びでは、次のように分けます。
| 単位 | 見るもの | 容量選びでの役割 |
|---|---|---|
| W(ワット) | その時に使う電力 | 家電を動かせる定格出力か確認 |
| h(時間) | 使う長さ | 30分なら0.5h、15分なら0.25h |
| Wh(ワット時) | W×hで使う電力量 | 1日分と必要日数を合計 |
東京電力エナジーパートナーの案内も、家電の消費電力Wと時間hから使用電力量を計算し、一般的な目安より手持ち家電の商品ラベルを確認するよう案内しています。
容量Whと定格出力Wは別の合格条件
容量が1,000Whあっても、AC定格出力が500Wの電源で1,000Wの家電を通常運転できるとは限りません。反対に定格出力が1,200Wでも、容量が小さければ長時間は使えません。
- 容量Wh:必要時間もつか
- AC定格出力W:通常運転できるか
- 瞬間・起動時出力:モーター等の立ち上がりに対応するか
- 同時使用の合計W:一緒に動かしてよいか
起動時の大きな電力は、必要Whにそのまま足す「容量」ではありません。家電とポータブル電源の両メーカーへ、定格出力、起動条件、波形、接地、対応可否を確認する項目です。
1日分の「電力レシート」を作る
機器・W・時間を一行にする
紙や表計算に、重要な機器から一行ずつ書きます。商品ページの「スマホ○回」「冷蔵庫○時間」を先に写さず、自宅の型番と使い方を起点にします。
| 欄 | 書く内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 目的と機器 | 情報用ルーター、暑さ対策のファン等 | 家族の停電計画 |
| 消費電力W | 通常運転の表示、充電器の条件 | 銘板・取扱説明書 |
| 1回の時間 | 例:30分、2時間 | 停電時の使い方 |
| 1日の回数 | 例:30分を4回 | 家族で共有する予定 |
| 1日の時間h | 分×回数÷60 | 自分で計算 |
| 1日のWh | W×h | 自分で計算 |
充電器に「最大65W」とあっても、ノートPCが常に65Wを使うとは限りません。正確さが必要なら、対応定格内の電力計やポータブル電源の出力表示で、普段に近い条件を測ります。測れない場合は表示値を使い、ぴったりの容量を選ばない前提にします。
架空の4機器で406Whを計算する
次は計算手順を示す架空例です。家電の標準消費電力ではないため、自宅の数字に置き換えてください。
| 優先機器 | 確認した消費電力 | 1日の使用時間 | 1日の必要Wh |
|---|---|---|---|
| LED照明 | 8W | 5h | 40Wh |
| Wi-Fiルーター | 12W | 8h | 96Wh |
| 小型ファン | 30W | 6h | 180Wh |
| ノートPC | 45W | 2h | 90Wh |
| 合計 | 406Wh |
使用時間を分けても、合計時間が同じならWhは同じです。30Wのファンを2時間ずつ3回使うと、30×(2×3)=180Whです。
ただし、同時に使うか順番に使うかで定格出力の判定は変わります。4機器を同時に使う例なら通常消費電力の合計は95Wです。容量の406Whと、同時出力の95Wを混ぜないようにします。
日数と供給割合で表示容量へ割り戻す
3日・1週間をそのまま電源へ掛けない
政府広報の防災特集は、水・食料等を3日から1週間分備える目安を案内しています。これは、すべての家電をポータブル電源で3〜7日動かす公式基準ではありません。
電力は次の条件から「再充電せず何日持たせるか」を決めます。
- 停電中も必ず残す情報・照明は何か
- モバイルバッテリーや乾電池に分けられるか
- 再充電手段を停電前に同じ条件で試したか
- 加熱や体温管理を非電源用品に分けられるか
- 電源を使い切る前に避難・移動する条件は何か
406Whの例を説明用の供給割合0.8で割ると、1日分は406÷0.8=507.5Wh、端数を上げて508Whです。再充電なしで2日なら406×2÷0.8=1,015Whです。日数を2倍にすれば、必要容量も原則2倍になります。
0.8は業界共通の保証値ではない
メーカーの公式説明でも、使用時間の前提はそろっていません。
| 公式の説明例 | 計算・条件 | 読み方 |
|---|---|---|
| Jackeryの必要容量例 | (1,300W×2h)÷80%=3,250Wh |
現行機種の保証式ではなく、掲載例の計算だけを参照 |
| EcoFlowの使用時間例 | 容量×0.8÷消費電力 | 同記事内の説明用目安であり、全機種・全ポートの保証値ではない |
| Ankerの使用時間シミュレーション | 使用可能な内部容量約95%に加え、DC/AC変換ロス等を考慮 | 95%がそのまま家電に届く割合という意味ではない |
これらはメーカーの読み物・シミュレーションに置かれた説明例であり、業界規格、取扱説明書、最低保証ではありません。Jackeryの記事には旧1000 Newの使用時間例も残るため、製品比較には使わず、式の置き方だけを参照します。EcoFlowについても、ここで確認した0.8は同記事の説明条件として扱い、全機種に適用しません。
供給割合は、ACインバーター、USB/DC変換、本体の待機消費、負荷の大きさ、温度、電池状態で変わります。候補を絞ったら、その機種・出力ポート・家電Wに合うメーカーの使用時間例を確認します。
条件が見つからない場合は、0.8等を説明用の仮定に留め、計算値と表示容量が近すぎる候補を外します。購入後は同じ機器を実際に使い、何Whを供給できたか、残量がどこまで下がったかを記録して更新します。
計算結果を容量帯へ当てはめる
300・500・700〜800・1,000Wh前後は行き先の目安
容量帯は厳密な規格ではありません。計算後に候補を探す棚として使います。
| 計算結果・用途 | 最初の判断 | 外してはいけない条件 |
|---|---|---|
| AC家電を使わない | ポータブル電源を買わない | USB・乾電池に分散できるか |
| 〜300Wh | 情報・照明等に用途を狭くする | 端子、低負荷時の消費、自動停止 |
| 300〜500Wh | 小型AC機器を短時間使う | 計算値ぎりぎりにしない |
| 500〜800Wh | 中容量を条件付きで比較 | AC定格出力、約5〜10kgの運搬 |
| 800Wh超 | 時間削減・再充電・大容量を再検討 | 1,000Wh前後でも計算誤差と運搬条件を確認 |
406Whの例は、0.8で割ると1日508Wh、2日1,015Whです。同じ家庭でも、停電中に持たせたい日数だけで容量帯が変わります。
2日分が重すぎる、高すぎる場合は、家電を我慢するだけでなく役割を分けます。ファンを日中の暑い時間に絞る、ノートPCを情報・連絡に必要な時間だけ使う、照明を乾電池式に移すなど、生命と情報を優先して電気を残します。
冷蔵庫・スマホ・低負荷機器は別に計算する
冷蔵庫は代表的な24時間のWhを測る
冷蔵庫、エアコン、温度調整付き電気毛布は、常に銘板のWで運転するとは限りません。コンプレッサーやヒーターの入り切り、室温、設定、開閉、内容量で消費が変わります。
対応定格内の電力計を取扱説明書どおりに使える機器なら、停電時に近い季節・設定で代表的な24時間のWhを測ります。その24時間Whを「1日分」の行に入れます。測定器の定格を超える家電、固定配線、200V機器を自己判断で測りません。
起動時の出力適合は別です。24時間のWhが容量内でも、コンプレッサーの起動条件がポータブル電源の出力に合わなければ使えません。家電と電源の型番をそろえて両メーカーに確認します。
冷蔵庫の食品安全、扉の開閉、停電復旧後の扱いは容量計算だけで決められません。停電直後から冷蔵庫を必ず給電し続ける前提にせず、保冷と食品の判断を含む別の計画にします。
スマホのmAhをそのままWhへ足さない
mAhは電圧条件を含まないため、異なる電池やポータブル電源のWhとそのまま比較できません。「スマホ○回」は、端末電池、劣化、充電器、ケーブル、端末を使いながら充電するかで変わります。
候補メーカーのシミュレーターが自分の端末条件に近いか確認するか、普段の端末を1回充電し、ポータブル電源の出力Whや残量変化を記録します。家族分は、その1回分Wh×予定回数として電力レシートに加えます。
ルーターや小型LEDのような低負荷機器では、AC出力をONにしている本体側の消費が相対的に大きくなる場合があります。未使用の出力を切れるか、低負荷で自動停止しないか、USB/DCに変えられるかも機種ごとに確認します。
再充電は「実際に戻せたWh」だけ差し引く
ソーラーパネルの定格Wを確定入力量にしない
ソーラー充電は、パネルの定格W×日照時間どおりに戻るとは限りません。天候、季節、影、角度、温度、汚れ、ケーブル、電源側の入力上限、変換ロスで変わります。
容量計画に入れるなら、自宅の設置条件で1日に実際に戻せたWhを記録します。快晴日の最大値ではなく、停電を想定する季節と置き場所で再現できる値を使います。試していない日、天候が読めない日は0Whとして計算し、情報と照明の電力を残します。
家庭用コンセント、車載充電も、停電中に利用できるとは限りません。車を電源として使う場合は、車両・充電器・ポータブル電源の説明書を確認し、排気ガス、バッテリー上がり、冠水、燃料不足を避けます。
AC家電がなければ買わない選択を残す
停電時に必要なのがスマホ、USBライト、ラジオだけなら、AC出力付きの大きなポータブル電源は不要な場合があります。
- スマホ用モバイルバッテリーを複数に分ける
- 照明を乾電池式にし、予備電池を別の場所に置く
- ラジオを乾電池式または手回し併用にする
- 加熱は加熱不要食と、説明書どおりに使うカセットこんろに分ける
- 体温管理は衣類、毛布、日よけ、換気、水分に分ける
電源1台に役割を集めない方が、故障、電池切れ、運べない事態の影響を小さくできます。防災の始め方へ戻り、電気より先に必要な水、食料、トイレ、連絡手段を確認してください。
約500〜800Whに収まったら現行候補を比較する
計算後に定格出力・重量・保証を見る
計算結果が約500〜800Whに収まり、AC家電が必要で、保管場所から運べるなら中容量が候補です。約500〜800Whのポータブル電源3機種比較では、Jackery 500 New、Anker Solix C800、BLUETTI AC70を、AC定格出力、容量、重量、充電条件、保証、回収で比較しています。
Jackery ポータブル電源 500 New
容量512Wh、AC定格出力500W、約5.7kg。AC2口、USB-C2口、USB-A1口、DC1口の計6ポートを備えます。
- 選ぶポイント
- 500W以内のスマホ・照明・ルーター・ノートPC・小型ファン等へ用途を絞り、保管場所からの運びやすさを優先したい人向け。
- 料金・在庫
- 2026年7月30日確認。公式ページ内で充電時間等の表記が混在するため、価格・在庫・型番・入力条件・公式サイト以外の保証・同梱品・回収条件は購入時の取扱説明書で再確認してください。
Anker Solix C800 Portable Power Station
容量768Wh、AC定格出力1,200W、約10.5kg。AC5口を含む10ポートを備える高出力寄りの中容量モデルです。
- 選ぶポイント
- 約10.5kgを安全に運べ、768Wh帯でAC定格出力とAC5口の余裕を優先したい人向け。最短58分は20℃・アプリ超急速時です。
- 料金・在庫
- 2026年7月30日確認。価格・在庫・アプリ超急速時の温度条件・公式オンラインストア会員の保証延長・3か月充電・回収条件は購入前に公式ページと取扱説明書で再確認してください。
BLUETTI AC70
容量768Wh、AC定格出力1,000W、約10.2kg。AC2口を含む計7ポートと最大500Wのソーラー入力を備えます。
- 選ぶポイント
- 768Wh・定格1,000Wとソーラー入力を両立したい人向け。電力リフト最大2,000Wは通常のAC定格出力と同じではありません。
- 料金・在庫
- 2026年7月30日確認。価格・在庫・45分80%の充電条件・対象購入経路の60か月保証・3〜6か月保管充電・回収受付は購入前に公式ページと取扱説明書で再確認してください。
この3候補は、すべての計算結果に合う順位表ではありません。説明例の1日分508Whは512Wh表示に余裕がほぼなく、2日分1,015Whは3候補の容量を超えます。計算結果が1,000Wh前後になった場合は、表示容量1,024Whの3機種を定格出力・約11kgの運搬・出力口で比較できます。ただし、1,015Whに対して1,024Wh表示は名目上9Whしか上回らないため、余裕の確認なしに合格としません。
容量が合っても、使う家電の定格・起動時出力、波形、端子、同時使用、重量、保管、保証、修理・回収を満たさなければ候補から外します。価格やセール率は最後に比較します。
医療・介護機器は計算だけで決めない
1台を無停電保証にしない
酸素濃縮器、人工呼吸器、吸引器、電動ベッド等は、Whが足りる計算だけでポータブル電源を選びません。必要な波形、接地、起動条件、切替時間、充電しながら使えるか、アラーム、交換電池を、医療機器メーカーと医療者に確認します。
厚生労働省の長期停電時の在宅人工呼吸療法等に関する資料は、平時から必要に応じて非常用電源を確保し、医療機関との連携や受入先等を整える必要を示しています。市販ポータブル電源の容量計算だけで、医療上の停電計画を置き換えません。
簡易UPS・EPS表記があっても、医療機器に必要な無瞬断や適合を保証するとは限りません。主治医、訪問看護、機器事業者、自治体と、別電源、交換電池、残量監視、停電時の連絡、避難・搬送開始の条件を決めます。生命維持をポータブル電源1台に依存しません。
購入後に1日テストして安全・容量計画を更新する
受取日とメーカー指定の間隔で見直す
購入後は、満充電表示を確認して終わりにせず、停電前に計算を実測に置き換えます。
- 型番、説明書、付属ケーブル、保証条件を確認する
- 外装、端子、ケーブルに変形、破損、濡れ、異臭がないか見る
- 重要機器を1台ずつ、説明書の範囲で短時間試す
- 電力レシートどおりの時間を使い、出力Whと残量変化を記録する
- 同時使用の合計W、起動、低負荷停止を確認する
- 計算より短ければ、使用時間を削るか容量計画を変える
- 保管残量、充電間隔、温度、リコール確認日を記録する
消費者庁の2024年の注意喚起は、ポータブル電源に強い衝撃を与えた後に発熱・変形等の異常があれば使用を中止して相談すること、高温環境を避けること、長期不使用時は直射日光が当たらない冷暗所に保管することを案内しています。
半年一律ではなく、共通カレンダーは3か月を入口にして、購入した型番の説明書に分けます。Jackeryの防災案内は3か月に1回程度の動作確認と充放電、Anker Solix C800の取扱説明書は少なくとも3か月に1回100%、BLUETTI AC70の公式ページは3〜6か月ごとに80%程度まで充電するよう案内しています。これは全製品共通の残量指定ではありません。台風・大雪前、使用後、落下・水濡れ・引っ越し後も臨時点検します。
経済産業省の現行案内によると、ポータブル電源本体は現在、電気用品安全法の規制対象外です。2024年の安全性要求事項は製造・輸入事業者向けの中間取りまとめであり、本体のPSE表示だけを法的な安全承認の証明にしません。付属ACアダプター等とは対象を分けて確認します。
NITEの2026年7月の注意喚起にある「選ぶ・丁寧に使う・正しく捨てる」の3つのCに沿い、販売者とリコール、強い衝撃・高温・異常、メーカーまたは自治体の回収区分まで確認します。膨張、変形、異臭、異常発熱、液漏れ、強い衝撃や水濡れがあれば充電・使用を続けず、自分で分解・修理しません。
発煙・発火した本体を安全な場所へ運ぼうとしません。消防庁のリチウムイオン電池火災の案内に従い、周囲へ知らせて製品から離れ、身の安全を確保してから119番通報します。本記事の中容量・1,024Wh級候補を、小型モバイルバッテリー向けの初期消火例と同じ扱いにせず、無理に近づきません。鎮火後も再発火のおそれがあるため、消防隊が到着するまで触れません。
まとめ:今日は優先機器を4行だけ書く
ポータブル電源の容量は、人数や人気容量からではなく、機器ごとのW×時間hを合計し、日数を掛け、候補固有の供給条件で割り戻して選びます。0.8は説明用の一例で、全製品・全ポート共通の保証値ではありません。
今日は停電時に残したい機器を4つまで書き、銘板・取扱説明書でWを確認してください。1日の時間を掛けてWhを合計し、再充電せず何日持たせるかを決めます。AC家電がなければ購入不要、約500〜800Whなら中容量比較、超えるなら使用時間・再充電・別容量帯を再検討します。
計算の最後に、容量とは別にAC定格出力、起動条件、同時使用、運べる重量、メーカー指定の保管間隔、異常時の停止行動を確認します。容量計算が合っても、医療機器の適合や発火時の安全まで保証するわけではありません。
よくある質問
防災用ポータブル電源は何Whあれば足りますか?
全家庭に共通するWhはありません。使う機器ごとに消費電力W×使用時間hを出して合計し、再充電しない日数と候補製品の変換・待機消費等の条件を反映します。人数は機器の台数や時間に反映し、人数だけで容量を決めません。
必要容量は消費電力の合計に0.8を掛ければよいですか?
家電側の必要Whから表示容量を求めるなら、説明例では必要Whを0.8で割ります。ただし0.8は全製品・全ポート共通の保証値ではありません。候補メーカーのモデル別シミュレーター、取扱説明書、同条件の実測を優先してください。
500Whのポータブル電源で500Wの家電を1時間使えますか?
単純なW×hでは500Whですが、変換損失や本体の消費があるため、表示容量500Whで1時間を保証できません。また家電の通常消費電力と起動時電力が電源の定格・瞬間出力内かも別に確認します。
冷蔵庫は消費電力W×24時間で計算しますか?
冷蔵庫はコンプレッサーが入り切りし、室温、設定、開閉、内容量で消費が変わります。対応定格内の電力計で代表的な24時間のWhを測るか、家電・電源メーカーの条件付き実測例を使い、起動時の出力適合は別に確認します。
スマホだけならポータブル電源は必要ですか?
スマホ、USBライト、ラジオ程度なら、複数のモバイルバッテリー、乾電池式ライト、予備電池に分散する方が軽く安く済む場合があります。AC家電を使う理由が決まるまでは購入不要です。
この記事で紹介する商品の購入先





