この記事で解決したいことお金がないと何も備えられないと感じ、準備を先延ばしにしている

結論: 防災にお金をかけられないときも、家の在庫や周囲の危険を確認することから始められます。持っている物と、使えると確かめた物を分け、未確認のことは次の確認先を決めます。購入を急がず、不足と家庭の条件を確かめてから買い足します。

平時の確認欄へ

防災に回すお金がなくても、何もできないわけではありません。地域の危険、家具の配置、連絡方法、家にある物のうち、今確認できることから始められます。平時の準備として使ってください。

4項目を全部終えることや、購入することは、このページを使う条件ではありません。「まだ分からない」と確認先を分けたところで、今日は終えても構いません。

0円で今日できる防災

ハザードマップと避難先を確認する

自治体のウェブサイトや配布冊子で、洪水、土砂、津波など自宅周辺のリスクと避難先を確認します。ハザードマップポータルサイトから地域の地図も探せます。地図は平時にリスクを調べるためのもので、最新の避難指示とは別です。災害が迫っているときの行動は、自治体や気象庁の最新情報を優先してください。

家具と寝る場所を確認する

  • 頭上に重い物がないか
  • 倒れる家具が出口を塞がないか
  • ベッドや布団が窓ガラスの近くでないか
  • 夜間に履物とライトに手が届くか

東京消防庁のレイアウトの案内は、家具が倒れる向きと、出入口・寝る場所の関係を示しています。配置を確認することと、固定対策が済んでいることは別です。重い家具を無理に一人で動かさず、固定方法は家具・建物の条件と公的案内を確認してください。

連絡方法と情報源を決める

  • 家族の集合場所を複数決める
  • 災害用伝言サービスの使い方を確認する
  • 自治体の防災情報を登録する
  • 連絡先、薬、避難先を紙にも控える
  • スマートフォンの省電力設定を確認する

内閣府の「それ、実は防災なんです」は、現金を携帯することや近所で顔の見える関係を作ることなど、日常の行動も防災になると紹介しています。

家にある在庫を数える

水、米、缶詰、袋、タオル、ライト、電池、衛生用品を数えます。家にある物を重複購入しないだけで、必要な予算を減らせます。

ただし、「持っている」と「使えると確かめた」は別です。ライトの場所が分かっても、点灯や必要な電池をまだ確認していなければ、その点は未確認のまま分けておきます。

家の備えを、一つ確かめる

家にある物について、分かっていることと、まだ分からないことを分けます。全部の欄を埋める必要はありません。画面の例を見て考えるだけでも、手元の紙に書いても使えます。

記入例(架空の例です)

今回確かめるもの・こと
家にあるライト
確認できたこと
引き出しに置いてある
まだ確かめていないこと
点灯するか、必要な電池があるか
次に見る確認先
そのライトの取扱説明書
次にすること
説明書で使い方を確認する

この例は家全体の備えや安全を判定するものではありません。

家の備えの確認メモ

平時の準備用です。家全体の備えや安全、避難の要否を判定するものではありません。災害が迫っている・起きているときは、自治体や気象庁の最新情報を優先してください。

今回確かめるもの・こと
確認できたこと
まだ確かめていないこと
次に見る確認先
次にすること

そなえ1,2,3
https://sonae.coffeebreakagain.com/guides/bousai-okaneganai/

最初の小予算で買う順番

500円などの金額は商品価格を保証する予算ではありません。店舗、地域、時期で価格は変わります。次の順で「ない分野」を一つ選びます。

1. 命と個人条件に直結する物

常用薬や医療機器を使う方は、必要な備えと災害時の対応を、かかりつけの医師・薬剤師や支援者へ相談してください。このページでは薬の量・変更や機器の操作方法を決めません。東京都の要配慮者への支援も、日頃の備えと支援者との相談を案内しています。

乳幼児食やアレルギー対応食は、普段の食事に合う食品を確認します。農林水産省の食品ストックガイドを参考に、購入時にも原材料表示を確認し、不明点はメーカーや医療・栄養の相談先へ確かめてください。

2. 水

水がまったくない場合は、普段飲む水を一つ多く買うところから始めます。農林水産省の家庭備蓄の案内では、飲料水と調理用水を合わせて1人1日およそ3Lが目安です。3日分なら9Lという計算ですが、洗濯などの生活用水全体を含む量ではありません。一度に買いそろえる条件ではなく、水の備蓄量も参考に、置き場所と家庭の条件を確かめます。

3. 明かり

家にライトがない場合は、小型ライトも候補になります。持っている場合は、その機種の取扱説明書で使い方・必要な電池・使用時間の条件を確認します。機種が分からないまま、充電や電池交換の方法を決めないでください。

4. 携帯トイレ

断水時のトイレの備えも確認します。必要量は家族の人数や日数に合わせ、使用・処理方法は自治体や商品の説明を確認してください。少数を持っているだけで十分と判断せず、まず手元の製品で何ができるかを確かめます。

5. 食料と衛生用品

普段食べる常温食品、ポリ袋、ラップ、ウェットティッシュなどを一つ多く持ちます。専用の長期保存食だけを買う必要はありません。

少しずつ備えを増やす4週間の進め方例

これは備えを見直す順番の例で、4週間で必要量がそろう保証ではありません。農林水産省は食品について最低3日分から1週間分の備蓄を案内しています。3日分は少しずつ増やす途中の目安とし、地域や家庭の条件に合わせた量を公的情報で確認してください。

週 すること 買い足す例
1週目 家の在庫と危険を確認 不足する水またはライト
2週目 1日分の食事を組む 主食1食+主菜1食
3週目 断水を想定する 携帯トイレ、袋、衛生用品
4週目 持ち出し袋を作る 家にない個人用品だけ

生活費を圧迫するなら、その週は買わず無料の確認だけを進めます。借入、後払い、分割手数料を使って高額セットを急ぐ必要はありません。

普段の食品を食べて補充する方法はローリングストックで確認できます。

家にある物を代用するときの注意

リュックは普段の物でよい

普段のリュックも候補になります。破損、背負いやすさ、持ち出せる重さを確認します。袋に入れるだけで防水性が保証されるわけではないため、ぬれて困る物の保護は、袋や用品の表示も確認してください。

食品は普段食べる物でよい

常温保存でき、表示どおりに保管できる食品を使います。アレルギー表示、調理用水、熱源、期限も確認してください。

安全用品は自己流で代用しない

モバイルバッテリー、ガス器具、医薬品、保護具などは、適合表示、指定製品、用途、説明書を優先します。「形が似ている」「安い」だけで代用しません。

無料・低負担で使える地域情報

  • 自治体のハザードマップと防災冊子
  • 自治体・消防の防災講座や訓練
  • 図書館の防災資料
  • 地域の避難所・給水拠点情報
  • 家族構成から目安を出す東京都の東京備蓄ナビ(外部サイト)。条件の入力は外部サイトで行い、この確認欄から家族情報を送ることはありません

経済的な事情や住まいの安全について個別支援が必要な場合は、自治体の相談窓口や地域の支援機関へ相談してください。利用できる制度は地域と状況で異なります。

買い物で失敗しないルール

  • 防災用という名称だけで選ばない
  • 100円あたりではなく容量・回数も比べる
  • 家にある物と重複させない
  • 期限までに使える量だけ買う
  • 個人用品と不足分野を先にする
  • 届いたら表示や説明書を確認する。未開封保存が必要な物を試用のためだけに開封しない

市販セットを検討する前に、防災リュックの中身と照らし、不足品だけを把握します。

まとめ:確かめたことと、次に確かめることを分ける

持っていることまで分かったのか、使い方や状態も確かめたのかを分けておきましょう。未確認があっても、次の確認先を決めたところで今日は終えられます。

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よくある質問

防災はお金をかけなくてもできますか?

平時にハザードマップ、家具の配置、連絡方法、家の在庫などを確認することから始められます。持っている物と使えると確かめた物を分け、未確認のことは次の確認先を決めます。購入や全項目の完了は、この確認欄を使う条件ではありません。

最初に一つ買うなら何ですか?

家庭により異なります。個人に必要な薬や食事などの条件を先に確認し、水、明かり、トイレなどの不足を見ます。購入を急がず、家にある物の状態や使い方と予算を確かめてから一つずつ補います。

防災セットを分割払いや後払いで買うべきですか?

生活費を圧迫して一括セットを買う必要はありません。借入や手数料が生じる方法を急がず、家にある物と日常の買い足しから始めます。