この記事で解決したいこと明るい1台を床や目線に置けばよいと思い、影、まぶしさ、置き場所、実使用モード、交換電池を確認していない
結論: 枕元・小空間は110lm級、食卓・一人暮らしの主灯は440lm級、家族の共有空間は1000lm級が入口です。最大光量で順位を付けず、歩行経路・手元・周囲の3面を夜間に試し、使うモードの点灯時間から必要総セットと別保管の予備を分けて決めます。
停電用ランタンのおすすめは、最大ルーメンが最も高い1台ではありません。枕元や小空間なら110lm級、食卓や一人暮らしの主灯なら440lm級、家族の共有空間なら1000lm級が比較の入口です。
ただし、ランタンを床に置けば足元でまぶしくなり、家具や人の後ろに深い影ができます。高い棚の端に置けば落下の心配が増えます。歩行経路・手元・家族の周囲の3面を、どの高さから照らすかを先に決めてください。
この記事では、単3形3本の小型、単3形4本の中型、単1・単3・単4・専用充電池を選べる大型を比較します。夜間5分テストと、実際に使うモードから必要総セットと別保管予備を数える方法まで決めます。
結論:110・440・1000lm級は照らす面で選ぶ
総合1位ではなく3つの役割へ分ける
| 照らしたい場所 | 明るさの入口 | 電源の例 | 候補 | 選ばない条件 |
|---|---|---|---|---|
| 枕元・トイレまでの入口・小空間 | 110lm級 | 単3形3本 | Panasonic BF-AL06N-W | 広い居間を1台で照らす |
| 食卓・記録・一人暮らしの主灯 | 440lm級 | 単3形4本 | GENTOS EX-334D | 最大光量を長時間固定する |
| 家族が集まる共有空間 | 1000lm級 | 単1形3本ほか | GENTOS EX-366D | 約872gを不安定な高所に置く |
同じ部屋でも、1台の1000lmを目線の近くで最大点灯するより、110lm級を廊下入口、440lm級を食卓の中央に分ける方が、歩く床と手元を見やすい場合があります。明るさは壁や天井の色、家具、置く高さ、目の状態で変わるため、表は部屋ごとの保証値ではありません。
110・440・1000lm級は、この記事で比較する3製品を役割分けするための入口です。行政や照明業界が住宅の停電用ランタンに定めた推奨値ではなく、同じlmでも置く位置と照らす面で見え方は変わります。
最初に次の4項目を決めます。
- 歩行経路・手元・周囲のうち、どの面を照らすか
- 通路外で、端から離れた安定面に置けるか
- 最大ではなく、実際に使う光色・強弱モードはどれか
- そのモードの点灯時間から、同じ電池の予備セットを数えたか
スマホ、情報、食事、体温管理を含む優先順位は停電への備えで確認してください。ランタンは停電対策の一部であり、避難判断や個人用の防災懐中電灯の代わりではありません。
ルーメンとルクスを同じ数字にしない
ルーメン(lm)は光源から出る光の総量、ルクス(lx)は面が受ける光の量です。日本照明工業会の用語解説も、光束を全方向に放射される光の量、照度を照らされる場所の明るさとして分けています。ランタンの最大lmが大きくても、床、テーブル、壁にどのように届くかは、距離、向き、カバー、反射で変わります。
たとえばPanasonic BF-AL06Nの公式仕様は、全灯色の最大を110lm、50cm前方の照度を33lxとしています。33lxは電池初期時・50cm前方という条件付きで、110lmから部屋の任意の場所のlxを直接求めた値ではありません。
製品の測定距離を残したまま読み、最大lmだけから部屋全体のlxに単純変換しません。部屋で必要な見え方は、購入後に低いモードから実測してください。
ルーメンより先に「3面の配置図」を作る
歩行経路は床へ置かず、通路外から照らす
玄関、トイレ、寝室の間は、床の段差と散らかった物を見たい場所です。しかし、ランタンを通路の床に置くと、それ自体がつまずく物になります。目線より低い強い光はまぶしく、光源の向こう側が見えにくくなることもあります。
明るいうちに、通路のコード、スリッパ、箱を片づけます。ランタンは通路外の低い棚や安定した台に置き、最小モードから上げてください。地震で物が散乱した直後、煙、火、ガス臭、建物損傷がある場合は配置テストをせず、安全確認と避難を優先します。
東京消防庁の避難時のポイントも、避難口の廊下や出入口付近に物を置かないよう案内しています。ランタン本体や予備電池箱を避難口に置かず、通路の外から照らします。
停電直後に手元の明かりがなければ、むやみに動かないことも大切です。家族が移動するときは、据え置きランタンだけでなく、各自が向けられる個人用ライトも分けます。防災バッグの中身で、予備電池を含む持ち出し側の照明も照合してください。
手元は食卓中央、周囲は安定した高めの台
食事、薬の確認、連絡先の記録では、テーブル面の影を減らしたいところです。円筒型ランタンをテーブルの端ではなく中央に置き、光源が目に直接入るなら、対応品だけカバーを外して逆さに吊るす方法や、別の位置を説明書で確認します。自己流のフックや耐荷重不明の場所には吊りません。
家族の周囲を照らす主灯は、幅広い腰高の台など、落ちにくい場所に置きます。大きいランタンほど重く、EX-366Dは電池込み約872gです。細い棚や家具の端、頭上に無理に置かず、操作する人が手を伸ばせる高さにします。
| 面 | 見たいもの | 置き方の入口 | 失敗の例 |
|---|---|---|---|
| 歩行経路 | 床、段差、障害物 | 通路外の低〜中位置 | 床の中央、強い光を直視 |
| 手元 | 食事、薬、紙、着替え | 食卓中央、目線から外す | 端に置く、影を1方向に作る |
| 周囲 | 家族、家具、出入口 | 安定した高めの台 | 細い棚、落下しやすい高所 |
まず手持ちのLEDライトを3面に置いてください。すでに必要な見え方と点灯時間を満たすなら、商品を追加しなくてかまいません。
現行3候補を明るさ・電源・点灯時間で比較
公式仕様を同じ項目へそろえる
2026年7月30日に各社公式ページと公開中の取扱情報で再確認した値です。価格、在庫、付属品、仕様、保証、後継品は変わるため、購入直前に公式ページと取扱説明書で再確認してください。3機種は総合順位ではなく、照らす面と電源方式が異なる候補です。
| 製品 | 最大光束 | 電源 | 最大付近の点灯時間 | 大きさ・重さ | 保護 | 向く役割 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Panasonic BF-AL06N-W | 全灯色110lm | 単3形×3 | 全灯色約17時間 | スタンド込み約70×70×140mm、本体約155g+スタンド約30g | 防滴形 | 枕元・小空間 |
| GENTOS EX-334D | 白色440lm | 単3形×4 | 白色強約8時間 | 約φ59×132mm、約242g | IP64準拠、1m落下 | 食卓・一人暮らし |
| GENTOS EX-366D | 白色1000lm | 単1形×3ほか | 白色強約11時間 | 約φ106.9×195.3mm、約872g | IP66準拠、1m落下 | 家族の共有空間 |
BF-AL06Nは乾電池エボルタNEO、EX-334Dはテスト用電池が付属します。EX-366Dの単1形電池と別売専用充電池は別途確認が必要です。付属電池を長期備蓄の予備セットと決めず、種類、使用推奨期限、テスト用かを確認します。
Panasonic BF-AL06N:単3形3本の110lm級
BF-AL06Nは、白色、電球色、全灯色を選べ、6段階で調光できます。全灯色の最大は約110lm、白色または電球色の最大は約55lmです。
乾電池エボルタNEO使用時は、全灯色最大で約17時間、白色・電球色最大で約33時間。最小では全灯色約1100時間、白色・電球色約2200時間です。点灯時間の大きな差は、最大と最小を同じ使い方にできないことを示します。
本体は乾電池エボルタNEO込み約155g、スタンド約30gで、公式仕様上は充電池も使用できます。ただし、約17時間は付属の乾電池エボルタNEOで全灯色最大を連続使用した値です。充電池や別種の乾電池に同じ時間を流用しません。枕元、トイレ入口、小さな部屋に分散しやすい候補ですが、110lmを広い居間の主灯1台と決めないでください。
GENTOS EX-334D:単3形4本の440lm級
EX-334Dは、白色最大約440lm、昼白色約240lm、暖色約170lmです。単3形アルカリ電池4本を使い、エネループ・充電式エボルタにも対応します。
点灯時間は白色の強で約8時間、弱で約78時間。昼白色は強17時間・弱100時間、暖色は強23時間・弱91時間です。記事中の「440lm・8時間」は白色強の組み合わせで、すべての光色や明るさの点灯時間ではありません。
電池込み約242g、IP64準拠、1m落下耐久で、カバーを外して逆さに使えるビルトインフックがあります。食卓や一人暮らしの主灯に置きやすい一方、吊り下げる場所と方法は説明書どおりに確認します。
GENTOS EX-366D:複数電源の1000lm級
EX-366Dは、白色最大約1000lm、昼白色約840lm、暖色約360lmです。単1形アルカリ電池3本のほか、付属スペーサーで単3形6本、単4形6本、別売の専用リチウムポリマー充電池を選べます。
単1形アルカリ電池使用時の点灯時間は、白色強約11時間・弱160時間、昼白色強27時間・弱210時間、暖色強39時間・弱340時間です。単3形、単4形、専用充電池では仕様が異なるとメーカーが注記しているため、11時間等をそのまま当てはめません。
IP66準拠、1m落下耐久ですが、電池込み約872gあります。家族の共有空間を短時間強く照らし、その後低〜中に落とす候補です。最大1000lmを小空間で直視したり、重い本体を不安定な高所に置いたりしないでください。
別売の専用充電池EX-50CBは3.7V・5,000mAhで、公式ページは充電約6時間、充放電約300回、1〜2年または300回を目安に交換を推奨しています。これは単1形アルカリ電池使用時の白色強約11時間とは別の条件です。停電後の再充電手段、前回充電日、交換時期まで管理できる場合だけ専用充電池を候補にします。
4条件を満たす場合だけ商品を比較する
商品カードを開く前に、次を確認します。
- 歩行経路・手元・周囲の3面から、照らす場所を選んだ
- 通路外で、棚や台の端から離れた置き場所がある
- 実際に使う光色・強弱モードと必要時間を決めた
- 同じ規格の予備電池をセット単位で管理できる
Panasonic BF-AL06N-W
単3形3本で使う調光・調色LEDランタン。全灯色は最大約110lm、乾電池エボルタNEO使用時の全灯色最大は約17時間です。
- 選ぶポイント
- 枕元や小空間を単3形で照らしたい人向け。約17時間は付属乾電池・全灯色最大の条件なので、別の電池やモードへ流用せず夜間に試します。
- 料金・在庫
- 2026年7月30日確認。価格・在庫・付属電池・現行仕様は購入前に公式ページと説明書で再確認してください。
GENTOS EX-334D

単3形4本、白色最大約440lmの円筒型ランタン。約242g、IP64準拠で、白色強は約8時間です。
- 選ぶポイント
- 食卓や一人暮らしの主灯を単3形で用意したい人向け。白色強8時間から必要総セットを出し、本体装着分と別保管予備を分けます。
- 料金・在庫
- 2026年7月30日確認。価格・在庫・付属品・現行仕様は購入前に公式ページと説明書で再確認してください。
GENTOS EX-366D
白色最大約1000lm。単1形3本のほか、付属スペーサーで単3形6本・単4形6本、別売専用EX-50CBを選べます。
- 選ぶポイント
- 家族の共有空間向け。約872gを安定面へ置き、単1形以外の点灯時間を分け、EX-50CBは約6時間充電・約300回・交換目安も管理します。
- 料金・在庫
- 2026年7月30日確認。価格・在庫・電池・別売充電池・現行仕様は購入前に公式ページと説明書で再確認してください。
カードは全員共通の1〜3位ではありません。置き場所と役割から候補を1つ選び、価格、在庫、電池、付属品、現行仕様、説明書を公式ページで再確認してください。
実使用モードから必要総セットと予備を数える
総セット数を切り上げ、装着分を引く
電池は最大ルーメンではなく、実際に使うモードから数えます。最初に必要な総セット数を出し、その後で本体に装着するセットと別保管する交換用セットを分けます。
必要総セット数 = (必要な点灯時間 ÷ 選んだモードの公称点灯時間)を切り上げ
たとえばEX-334Dの白色強を、1日4時間×3日=12時間使う計画なら、12÷8=1.5なので必要総数は2セットです。単3形4本×2セットで、在庫全体は8本が計算上の入口です。本体に新品4本を1セット装着しておくなら、別に保管する交換用は1セット・4本です。長期保管のため本体から電池を外す場合は、8本すべてを総在庫として分けて保管します。
しかし、これは8本あれば必ず12時間点灯する保証ではありません。電池の種類、保管状態、気温、製品差、点灯・消灯で変わります。実際には白色強を4時間固定せず、歩行時だけ明るくし、食事後は弱に落とす使い方も試してください。
| 記録欄 | 書く内容 |
|---|---|
| ランタン | 型番、置き場所、担当する面 |
| モード | 光色、強/弱、無段階なら目印となる操作 |
| 必要時間 | 1日何時間×何日 |
| 公称時間 | 同じ電池・同じモードのメーカー値 |
| 必要総数 | 切り上げ後のセット数と総本数 |
| 装着分 | 本体に入れるセット数。長期保管で外す場合は0 |
| 別保管予備 | 必要総数から装着分を引いたセット数、保管場所、使用推奨期限 |
充電式ランタンを使う場合も、充電池のWhや最大光量だけでは一晩の点灯を保証できません。型番ごとの点灯時間、前回充電日、停電後に充電を戻す手段と時間を確認します。乾電池と専用充電池を選べる機種でも、両方を同時に使える電池量として二重計上しません。スマホと小型USB機器の電源は防災向けモバイルバッテリー比較に分け、照明1台と通信を同じ電池だけに集中させないでください。
AC家電まで必要なら、使う家電を3つまで決めて中容量ポータブル電源を比較します。乾電池式ランタンだけなら、大きなポータブル電源を先に買う必要はありません。
古い電池と新品を混ぜない
NITEの電池事故の解説では、プラス・マイナスを逆に入れると発熱、液漏れ、破裂のおそれがあり、古い電池と新しい電池を混ぜた場合も、古い電池が過放電となって液漏れ・破裂のおそれがあるとしています。
交換するときは、製品指定の種類と向きを確認し、指定本数をすべて同時に新しい同種・同銘柄に交換します。EX-366Dのようにメーカーが複数の電池方式を認める製品でも、方式を混ぜず、組み合わせ、スペーサー、点灯時間は説明書を優先してください。
予備電池は鍵、硬貨、クリップと裸で同じ袋に入れず、未使用と使いかけを分け、元包装や仕切りケースにセット単位で保管します。Panasonicの電池保管案内は、高温多湿と金属類との同梱を避け、長期間使わない機器から乾電池を取り出すよう案内しています。
液漏れに素手で触れません。目や皮膚に付いた場合はこすらず、多量のきれいな水で洗い流し、できるだけ早く医師の診断を受けるという同社案内に従います。液漏れした電池や本体は使用せず、機器内部に入った可能性があればメーカー・販売店へ相談してください。
IP64・IP66を水中使用の許可にしない
GENTOSのランタン共通取扱案内は、IPX1〜6を飛沫・噴流に対する防滴・耐水性能、IPX7〜8を潜水に対する防水性能として分け、IPX4・IPX6製品を水中で使用しないよう案内しています。EX-334DのIP64、EX-366DのIP66は、浸水後の使用、水洗い、濡れたままの電池交換を許可する表示ではありません。
BF-AL06Nの「防滴形」も、Panasonicの注意ページが示す所定の雨量・時間による区分です。雨の中で連続使用できる、電池室を開けてもよい、水没後も使えるという意味に広げません。濡れた場合は使用を止め、説明書どおりに水分を除き、浸水・異常・損傷があればメーカーに確認します。
夜間5分テストで影・まぶしさ・スイッチを確認
明るいうちの片づけから始める
購入直後と点検時に、家で5分だけ試します。
- 明るいうちに床の物とコードを片づけ、階段・玄関・避難口を確認する
- 家族全員にテストを伝え、1人で階段や屋外を試さない
- 夜に室内照明を消し、ランタンを最小〜中モードから点灯する
- 玄関までの床、食卓の文字、同じ部屋にいる人の位置を確認する
- まぶしさ、深い影、不安定さ、分かりにくいスイッチがあれば配置を変える
- 使用モード、置き場所、予備電池の場所を無地カードに残す
これは災害を再現する訓練ではありません。建物損傷、浸水、煙、火、ガス臭がある状況では行わず、避難と通報を優先します。視力が低い人、夜間に移動介助が必要な人がいる場合は、本人がまぶしくないか、介助者の手が空くかを一緒に確認します。
1台最大と複数灯の低〜中を比べる
同じ部屋で、次の2通りを比べます。
- 主灯1台を高いモードで使う
- 小型を通路外、中型を食卓に置き、それぞれ低〜中で使う
複数灯は点検対象と電池種類が増えますが、影を別方向から減らし、故障や家族の別行動に分けられます。1台なら管理は簡単でも、別室へ持っていくと元の部屋が暗くなります。
家にある照明の電池型を単3にそろえられれば管理しやすくなる一方、すべての機器が同時に単3を消費します。ラジオや個人ライトと競合するなら、機器ごとの必要セット数を一覧にし、在庫を二重に数えないでください。
屋内のろうそくを代わりにしない
消防庁消防大学校 消防研究センターの豪雨災害時の注意は、停電地域へ、明かり取りのため屋内でろうそくなどの裸火をなるべく使わず、手元にあればLED懐中電灯等を使うよう案内しています。
停電時は疲労、余震、床の散乱物、可燃物に注意が行き届きにくくなります。キャンドル風の点灯モードはLEDの光量変化であり、実際の炎を用意する意味ではありません。照明はLEDに寄せ、ランタンの損傷、異常発熱、液漏れ、水没があれば使用を中止します。
買わない条件と定期点検
手持ち品で3面を照らせるなら追加しない
次に当てはまる場合は、商品カードから選ばず、手持ち品の配置または計画を直します。
- 手持ちのLEDランタンで夜間5分テストを行い、歩行経路・手元・周囲を必要時間だけ照らせる
- 複数の小型ライトを通路外の安定面に分散し、予備電池をセット管理できる
- ルーメン、使用モード別点灯時間、電池型、説明書、メーカー連絡先を確認できない商品
- 家族が暗所でスイッチを操作できない、電池交換できない、置くと転倒する商品
- 充電式1台だけに集め、停電後の充電手段も乾電池式の予備もない
- ろうそく、スマホ画面、スマホのフラッシュだけを部屋の主照明にする計画
スマホの画面やフラッシュは、通信に残したい電池を消費し、据え置き面照明としても安定しません。購入前に、家にあるランタン、懐中電灯、ヘッドライト、予備電池を1か所に集め、重複と不足を確認します。防災を何から始めるかへ戻れば、照明だけを買いすぎず、水、食料、トイレと一緒に優先順位を作れます。
使用前後と3か月の確認日を分ける
今回確認した3製品の公開情報には、全製品共通の「月1回」「3か月ごと」という点検指定はありません。3か月は、使わないまま忘れないためにこの記事で設ける確認日であり、メーカー指定周期ではありません。製品、乾電池、専用充電池に別の周期や保管方法があれば、そちらを優先してください。
| 時期 | 確認すること |
|---|---|
| 使用前 | 点灯、スイッチ、光色・調光、異音・異臭・異常発熱、置き場所 |
| 電池交換時 | 指定型・向き・同種同銘柄、必要総数、装着分、別保管予備、使用推奨期限 |
| 使用後 | 消耗した電池の取り出し、液漏れ、汚れ・水分、元の位置への返却 |
| 3か月ごと(記事の確認日) | 夜間5分テスト、予備セット、取扱説明書、リコール、専用充電池の前回充電日・交換履歴 |
| 家具移動後 | 通路、棚の安定、影、手が届く高さ、落下の可能性 |
Panasonicの電池案内とGENTOSの共通取扱案内はいずれも、長期間使わない場合に乾電池を本体から取り出すよう案内しています。すぐ点灯できる状態で保管する場合は、その製品の説明書を優先し、記事の確認日に装着電池の液漏れ・期限・点灯を確認します。長期保管と即時使用を同じルールにまとめません。
EX-366Dで専用EX-50CBを使う場合は、長期不使用中もメーカー案内どおり定期的に充電し、満充電または極端に残量が少ない状態での保管を避けます。1〜2年または約300回という交換目安も、購入日と充放電回数が分からないまま延長しません。不要な専用充電池は家庭ごみに入れず、充電式電池リサイクル協力店等のメーカー案内を確認します。
消費者庁のリコール情報とNITE SAFE-Liteで、本体、付属・専用充電池の型番に該当情報がないかも確認してください。
今日やることは、手持ちの照明を3台まで集め、通路外・食卓中央・安定した高めの台に消灯状態で置くことです。夜になったら5分だけ試し、使うモードと必要な電池セット数を決めます。
よくある質問
停電用ランタンは何ルーメンがおすすめですか?
部屋の広さや壁の反射、置く高さ、必要な作業で変わるため、全員共通の値はありません。枕元・小空間は110lm級、食卓は440lm級、家族の共有空間は1000lm級を比較の入口にし、最大ではなく低〜中モードから夜間に試してください。
ルーメンとルクスは何が違いますか?
ルーメン(lm)は光源から出る光の総量、ルクス(lx)は特定の面が受ける明るさです。製品のルクス値には50cm前方、電池初期時などの測定条件があるため、条件を外して部屋全体の明るさに換算しません。
ランタンと懐中電灯はどちらを用意すべきですか?
ランタンは置いて周囲を照らす用途、懐中電灯は移動先へ光を向ける用途に向きます。ランタン1台に集約せず、部屋の面照明と家族ごとの移動用ライトを分けると、故障や別行動にも備えやすくなります。
乾電池はランタンに入れたまま保管してよいですか?
機種ごとの取扱説明書を優先します。Panasonicの電池案内とGENTOSのランタン共通案内は、長期間使わない場合に乾電池を本体から外すよう案内しています。すぐ使うため装着して保管する場合も、記事上の確認日を決め、点灯、液漏れ、使用推奨期限、同じ種類の交換セットを確認してください。
停電時にろうそくを照明代わりにしてよいですか?
消防研究センターは、平成30年7月豪雨で停電している地域へ、屋内で明かり取りのためのろうそく等の裸火をなるべく使わず、手元にあればLED懐中電灯等を使うよう注意喚起しました。被災後は可燃物や余震もあるため、裸火ではなく安全なLED照明を優先してください。
停電用ランタンと補助ライトの購入先をもう一度見る
食卓には置き型のランタン、手元作業にはヘッドライト。まずは単3電池で使えるEX-334Dから確認できます。
食卓や手元を照らす置き型ライトに
単3形アルカリ電池4本で使える小型ランタン。白色の強モードは440ルーメン、点灯時間は約8時間が公称値です。部屋全体の照明を置き換えるより、家族が集まる場所に置く使い方に向いています。
価格・在庫・仕様は変わることがあります。購入前に各販売ページの最新情報をご確認ください。
仕様の確認(編集部・2026年9月28日):GENTOS:EX-334Dの仕様
両手を空けて荷物を持ちたいときに
単3形アルカリ電池1本で使える200ルーメンのヘッドライト。停電中の手元作業などに使う補助灯の候補です。単3で動くランタンと予備電池を共用できます。
価格・在庫・仕様は変わることがあります。購入前に各販売ページの最新情報をご確認ください。
仕様の確認(編集部・2026年9月28日):GENTOS:CP-131Dの仕様
手元にある乾電池1本で使うなら
単1・単2・単3・単4のいずれか1本で使えるライトです。持ち手付きで、枕元に置く候補に。異なるサイズの電池を同時に入れる製品ではありません。
価格・在庫・仕様は変わることがあります。購入前に各販売ページの最新情報をご確認ください。
仕様の確認(編集部・2026年9月28日):パナソニック:BF-BM20Pの仕様
単3を使うライト・ラジオに
手持ちの機器の指定サイズと本数を確認。CP-131DとEX-334Dの予備電池も、こちらの単3でそろえられます。
価格・在庫・仕様は変わることがあります。購入前に各販売ページの最新情報をご確認ください。
単4を使う小型機器に
単3とはサイズが違います。単4指定のライトなどを持っている方はこちら。必要な機器がなければ、両サイズを買う必要はありません。
価格・在庫・仕様は変わることがあります。購入前に各販売ページの最新情報をご確認ください。
長期保管用の候補は、パナソニックのエボルタNEO。単3・単4とも使用推奨期限10年ですが、購入日から10年の保証ではありません。届いた電池に表示された期限を確認してください。
10年は未使用で保管した場合の目安です(JISに基づく温度20±2℃・相対湿度55±20%)。高温・多湿を避け、長く使わない機器からは電池を外します。新旧の電池や種類の違う電池を混ぜて使わないでください。
本数は使う機器から数えます。ここで紹介するヘッドライトCP-131Dは単3×1本、ランタンEX-334Dは単3×4本。それぞれ1台なら計5本、交換用を1組ずつ加えると計10本です。これは本数の例で、何日使えるかを保証する量ではありません。単4が必要な機器には単4を選んでください。
仕様の確認(編集部・2026年9月28日):パナソニック:10年保存の条件 / 乾電池の保管方法









